私のポートフォリオファイル /画家のポートフォリオの作り方
画家のポートフォリオがどんなものなのか…
私は中学時代から気になっていた。過去の自分が凄く興味があった事なのだから需要があると思い、今回ブログにて紹介してみる事にした。
中学の時にはじめて作ったポートフォリオは作品写真だけをクリアファイルブックに入れたものだった。
それから公募に合わせて何度も何度も 作るうちに背景が白じゃないといけないわけではない事に気付き、私の絵が最も引き立つ背景を模索した。
もちろん、参考で見せて貰った画家のポートフォリオは殆ど背景は白だった。
白というのは究極にシンプルで何でも合うとされる。たしかに私の作品にも合うし、美術展の図録の背景も画集のベースも殆ど白だ。または黒。
ノーマルは敵だ。
シンプルは罠だ。
シンプルなものは飽きが来ない、何でも合わせられるからこそ人は表現の限界にチャレンジしなくなってしまう…故に罠である。
↑これは私の言葉であり、持論である。
まあ、特にクリエイターの方に伝えたい内容だ。常にこんな事ばかり考えていたら食器を選ぶのも面倒になる(笑)
これらを踏まえて制作した私のポートフォリオファイルをご紹介しよう。
何度もポートフォリオを研究した結果、1ページ目がかなり重要だと感じた。
展示(グループ展)で様々な作家のポートフォリオを見た時に1ページ目には名前テキストだけなんていうのも多かった。
図録もそんな感じの構成だが、ここでインパクトのある1ページ目を見せる事が出来たら見た人をあっと驚かせる事ができる。
私は全面的にプロフィール写真を配置し、
アトリエの壁に掲げている自らの標語を英語で入れた。この標語はアトリエに入室する度に目にし、心の中で読み上げるもの。自分の自信ややる気を高める為の言葉だ。
なのでとても日本語では記せないほど調子に乗った言葉が綴られている(笑)
しかし、これを見た者には私が意欲のある作家だという事が伝わるはずだ。(もしくはクレイジーなやつと😂)
個展のフライヤーと展示風景の写真。
これは個展が終わった後すぐに作ったページ。展示の記録はその都度更新していきたい。
作品ページ
赤をメインカラーとしながらも、全て赤いと目が疲れるはずなので、白も挟みながら余白も。
表記はタイトル名、サイズ、素材、制作年と最低限必要な情報。作品によってはコンセプト文も記載。最近、改善させたのは出来るだけ英語で表記する事。グローバルな活動を視野に入れているのだから英語に対応するしかない。ホームページでも英語でコンセプトを記載するようにした。
画家としてだけではなく、写真家としても活動しているので写真作品もポートフォリオに含めている。別冊で写真集(自作)もポートフォリオと共に持ち歩いたりする。
0コメント