Labyrinth / 何度も通る道

こんにちは。近頃、ドラマタイトルのようなフレーズにハマっているArtist Manaです。

ドラマのタイトルの本題と和訳版を見比べるのはかなり楽しいです😆というわけでブログ記事のタイトルもマイブームに乗ってみることにしました〜♪

恥ずかしながら、まさに現在の状況をタイトルにしてみましたw
只今、コンテスト用の大作(F20)を制作です。
これがまたストレスで…💦💦

いつもの如く、描き始めにギャーギャー荒れながら塗り潰したり…アイディアスケッチの段階の方が良かったんじゃない?なんて迷いながら、やっとここまで着色進みました。

本当に自分でも”何なんだ?”と思いながら描いてます。不思議な事に毎回、毎回、ノってる時は気分が良くてスラスラ〜と進むのに、絶対に途中で絵を一から書き直したくなったり…放置したくなります。これは宿命でしょうか?🙄

しかも、制作期間が短い作品ほど、イヤになる時間も僅か5分くらいだったり。長期制作になると数日おきに何分か〜数時間 イライラモードに入ってしまいます…

だけど、この山場さえ越えることが出来れば間違いなく受賞に近い作品になるんです。

逆に、この現象が全く起きていない作品は統計的に賞に入ってない方が多いってことが分かりました。(自分の作品で独自に調査)

何だろう?結局は葛藤なくして最高傑作は生まれないってことなんですかね🤔🤔🤔



せっかくなので、自分の中で最も制作中に葛藤した作品紹介〜✨✨✨

私にとっての、はじまりの作品。
「Shine of mystery-神秘の輝き-」は制作中、今までで最も描き直そうと思った作品です。

完成まで50%くらいのところで、なんか自信がなくなってしまい…構図から練り直して改めてアイディアスケッチを沢山しました。縦バージョンにもしてみたり。だけど、結局はこのままでいいのかな?と思って最後まで描き切って、初めて賞を取った作品。

だから、本当に制作を途中で諦めなくて良かったと思ってます。この事があったから、何が何でも絶対に最後まで諦めちゃいけないって心から思えるようになった気がします!

これも迷いに迷って仕上げた作品。始めは1枚の紙に描いていたのですが、しっくり来なくて悩んだ挙句、切り抜いちゃえ!という暴走までして…何とか完成させた作品です。

この経験があってこそ、描いた絵を切り抜いてコラージュするのもアリだなって気付いてコラージュスタイルも自分の中で定着していったと思ってます。

これは悩んだ期間が本当に長かった…
ターナーアワードに出す為、賞を勝ち取る為に!悩みまくって描いた一枚。「the Legend-フェニックスの誕生-」

この作品を描いた当時ではB1は今まで手掛けた中で最も大きなサイズでした。テーブルにもギリギリ乗るサイズだったし、絵の具の量が全然足りなくなっちゃって💦全てが初めての経験で物凄く焦ったのを覚えてます。

大き過ぎていつものように紙を回転させながら描けないし、地塗りトラブルもあってペンが上手く滑らず線が乱れまくってます…そんなこともあって凄く描き直したくなりました。

しかも、当初は帆船の絵を描く予定で制作しており…別の紙に帆船を描いて切り抜いて置いてみたところ、なんか微妙で(笑)急遽フェニックスにしたという訳あり作品でもありますww


以上!こうして生まれた傑作たちでした!



という事で、今作も迷いに迷って 最高傑作になることを期待しようと思います😁✨

Mana Osawa official site | 大沢愛

<日本の芸術家 / 大沢愛の公式サイト> Mana Osawaの展示情報とアートワークをご覧下さい。 ‘00年生まれ、日本在住。独学で編み出される作品群は新しく、赤を基調とした鮮やかな世界観で観る人を魅了する。’20年ブレイク前夜に出演。絵画のみならずNFTアート制作、写真集出版、その活躍は多岐に渡る。