作品は我が子 同然なのだから一番愛しているに決まっている
アーティスト論
(※あくまでMana Osawaの持論です)
Chapter1
作品は我が子 同然なのだから一番愛しているに決まっている
作家は親であり、作品は我が子である。
とするならば、他の作家が生み出す作品ばかりを尊敬し、愛してしまっていたら?それは由々しき事態であろう。
私はダリの作家としての全てを尊敬していて色彩感や筆遣いで言えばマティスの絵が好きである。だが、自分の作品よりも欲しいだとか飾りたいと考えた事はない。あくまでも私は自分の作品を一番気に入っているし、飾りたいと思っている。そしてアトリエに飾っている。
これを人間で例えるとしよう。
もしあなたが我が子よりも他人の子供の事ばかり考えてしまえば、自分の子(作品)はきっと傷つくはずだ。我が子(自身の作品)は一番大切にしなくてならない。親は我が子(自身の作品)を信じ続ける義務がある。
私にしてみれば自分の作品を好きだと思えないのであれば、飾りたいと思えないのなら、それは作品とは呼べないのである。
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